つのおブログ

2016.04.20更新

漢方の世界では、気、血、水の流れで精神世界を考えます。
火も重要な要素になります。
これらのバランスの乱れが精神状態の乱れにつながっていきます。

それぞれの要素に対応した生薬やエキス剤を処方することで
気持ちの調整をはかっていきます。


よくつかわれエキス剤に
半夏厚朴湯
柴胡加竜骨牡蠣湯
加味帰脾湯
黄連解毒湯
加味逍遙散
人参養栄湯

などがあり、これらは保険適用です。

漢方で進めたい方、西洋薬に不安を持つ方は
まず東洋医学で始められることをお勧めします。

漢方での治療についてはこちら>>


投稿者: つのおクリニック

2016.04.20更新

TMSの応用範囲はどんどん広がっています。
うつ病、躁うつ病ばかりでなく

不安障害
強迫性障害
耳鳴り
線維筋痛症


に適応可能です。

投稿者: つのおクリニック

2016.04.11更新

躁うつ病 難治性うつ状態 ADHD
男性 36歳
仕事のストレスのため3年前から気分変調に気付く。
3週間の休職中に来院されました。
初診時SDS 58で、仕事のストレスがつづくためうつ病の診断のもと
ただちに休息をすすめ、6か月の休職をとりました。改善が見られたので復帰。
しかし仕事のストレスがつづき、2年間の薬物療法では改善が見られないため
TMSの実施を決定。このときのSDS 57で、ほとんど改善が見られていないことが
わかりました。さらに躁状態も併発していること、
ASRS-v1.1  5/6でADHD要素もつよいことがわかりました。
TMS20回出来るだけ連続的に実施。
SDS 46、ASRS-v1.1  2/6になり、著明に改善しました。
SDSは40以下になっていませんが、諸々の事情から
あとは薬物療法と生活改善で治療していくことになりました。

投稿者: つのおクリニック

2016.04.01更新

TMSの研究は日々進んでいます。

適応は拡大され、

統合失調症、陰性症状、幻聴
PTSD
ニコチン依存症
神経障害性疼痛
パーキンソン病
運動麻痺(脳卒中)
耳鳴り
半側空間無視


等に広がっています。

投稿者: つのおクリニック

2016.03.14更新

双極性障害、ADHD
女性 30歳
初診時、強い不安、抑うつ気分、意欲喪失、外出困難を訴えて来院。
十代半ばから不安定であった自覚があったそうです。
以前、某医科大学精神科で認知行動療法を受けるも、改善なし。
当初、抑うつ状態が前面に出ており、SDS 62の高度のうつ状態でしたが、
後に二相性を有することがわかり、双極性障害が主体であることが判明しました。
その後2年間、抗うつ薬、向精神薬、抗てんかん薬など、薬物精神療法を行いましたが
寛解が見られず、TMS実施に移行することを決定、
この時点でのSDS 59で、ほとんど改善していないことがわかりました。
またASRS-v1.1では5/6で、ADHD的要素も強いことがわかりました。
TMS20回出来るだけ連続的に実施。
この時点で、SDS 49に減少。
まだ不十分であるため、ご本人とご主人と相談の上さらにTMS10回実施追加。
合計30回後に、SDS 36に減少、
ASRS-v1.1も3/6に低下し、ADHD症状も軽減しました。

2年間の標準治療で改善が見られなかった症例が、
延べ日数31日間のTMS治療で寛解したことになります。


表情は明るくなり、漠然とした不安感は消え
意欲が増し、以前通うのが恐怖であった趣味の習い事にも
元気に通われています。

TMSについてはこちらのページをご覧ください>>

投稿者: つのおクリニック

2016.03.01更新

BMC medicineから、認知症ついての情報が入りました。

5年後に認知症になる危険性
60から79歳で認知症なりやすい背景として、下記12項目が挙げられています。

1.  年齢が高齢
2.  女性
3.  貧困地域に住んでいる
4. 喫煙したことがない(喫煙者の方が認知症が少ない)
5.  BMIが低い
6.  アルコールの大量摂取
7.  降圧薬を使用中でない
8.  糖尿病
9.  脳卒中
10. または、一過性脳虚血発作
11. 心房細動
12. うつ症状


該当する方は参考にしてください。

投稿者: つのおクリニック

2016.02.26更新

現在のところ、磁気刺激治療がなぜうつ病に効くのかのメカニズムはよく判っていません

まず磁気変化によって生じる渦電流が介在ニューロン軸索(第二層)を刺激し、興奮した介在ニューロンが二次的に表層の錐体細胞を刺激すると考えられます。
興奮は、連合線維、交連線維、投射線維を伝わって深部に伝搬していき内在性ドーパミンの放出増加、脳由来神経栄養因子BDNFの増加につながります。
このことが、ニューロンの可塑性変化をおこし神経細胞の新生、新しいシナプスの形成、ネットワークの形成につながります。
回路的に錐体細胞の興奮は、線条体・VMPFC領域に伝わりドーパミン放出を促し、BA25領域・扁桃体には抑制性のシグナルが伝わります。
記憶にかかわる海馬は帯状束を介して刺激され、神経新生が起こると考えられています。
うつ状態の改善に伴い、認知機能が回復していくのとよく符合しています。

抗うつ薬は、表層の錐体細胞には到達しにくく従って作用しにくいのに反し、磁気刺激は、表層から出発しダイナミックな脳機能の改善を起こしていきます。

投稿者: つのおクリニック

2016.02.16更新

45才男性、うつ病、長野から毎日通院されました。

6年間抗うつ薬で治療されていましたが、改善の見られなかった方です。

初診時、SDS65点の高点数でしたが

(SDSはうつ状態の自己評価尺度で、40以上をうつ状態と判定します)

週5回連続で合計20回TMSを受けられました。

TMS終了時SDSは32点に減少し、寛解されました。

当初の沈鬱的な表情が、笑顔に変わっていました。



ポイントは、出来るだけ毎日TMS施術を受け

効果が減衰する前に次の効果を上乗せすることです。


間をあけては意味がありません。そうすることで

神経栄養因子の遺伝子発現につながると考えられます。

投稿者: つのおクリニック

2015.10.29更新

うつ病では前頭前野部に機能低下した部位が2か所観察されています。
この部位で磁場をon-off(磁場の変化)することで、ファラデーの原理により微弱な渦電流が生じます。
この電流が神経細胞のaxonを刺激し、神経細胞体の活性化、シナプス伝達の賦活化をおこします。
シナプス伝達の促進によりおそらくは神経成長因子のシナプス部からの取り込みが増え、神経細胞自体の機能が回復します(まだ仮説)。
同時にその局所の血液循環も増え、神経回復への相乗効果をおこすと考えられます。
これが、磁気効果の分子レベルでのメカニズムです。

磁気刺激の優れた点は、磁気発生装置の電源をoffにすれば、後に何も残らないことです。
薬物の様に、hangoverしたり、肝機能障害をおこすことはありません。
一番多い副作用は、刺激時の局所の痛みです。しかしこれは3回目ぐらいで消失します。
また効果発現まで3週間ほどかかるのが難点かも知れません。

実際については、磁気刺激(rTMS)でのうつ病治療をご覧ください。

投稿者: つのおクリニック

2015.10.05更新

インフルエンザワクチが変わりました







投稿者: つのおクリニック

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