つのおブログ

2016.11.28更新

強迫症は、うつ病以上に治療の困難な病気で、年余にわたり改善が見られない場合が多く、うつ病との合併も40~60%にみられます。
戸締り・火の元の過剰確認から数唱・繰り返される侵入的思考・衝動まで、強迫観念からの不安を解消するため、強迫行為を繰り返します。
反復される思考や行為のため、多大の時間を浪費し、ひどい場合にはそこから動けなくなってしまいます。
程度の差はあれ、社会生活、個人生活に大きな不利益をもたらします。

薬物療法、認知行動療法には限界があり、やらないよりはましといった程度です
2000年初頭から、磁気刺激のよる治療が始まり、従来の薬物療法よりはるかに効果的であることが立証されてきいます

磁気刺激治療についてはこちらをご覧ください>>

投稿者: つのおクリニック

2016.11.04更新

高い発生率がつづくうつ病は、休職、自殺など関連し社会問題化しています。

いままでうつ病は神経解剖学的には異常はないとされてきましたが、
近年のfMRI研究により、記憶装置である海馬の委縮(脳細胞数の減少)が明確になってきました。

「こころ」という、言わば機能の治療だけでは治癒は望めず、
うつ病は脳の病気、脳細胞の病気、脳神経ネットワークの病気と位置づけるべきです。

fMRIの研究から、
「快」の予測には左前頭前野が
「不快」の予測には右前頭前野が
関与しており、うつ病患者では左前頭前野(快の予測)機能の低下により
不快予測機能が相対的に優位となり、結果として悲観的思考が引き起こされることが
明らかになってきています。

当院で行っている磁気刺激治療rTMSは、上記の観測事実を踏まえ
左前頭前野を活性化、あるいは右前頭前野を抑制することで
左右のバランスを取り、うつ状態を改善していきます。
効果は薬物療法に比べ、圧倒的に早く確実です。

rTMSの適応はどんどん広がっており、強迫性障害、慢性疼痛(脳卒中後疼痛、線維筋痛症)、
パーキンソン病、リハビリテーションに及んでいます。

最近では、認知機能向上にむけての研究が盛んになっています。

投稿者: つのおクリニック

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