つのおブログ

2016.11.04更新

高い発生率がつづくうつ病は、休職、自殺など関連し社会問題化しています。

いままでうつ病は神経解剖学的には異常はないとされてきましたが、
近年のfMRI研究により、記憶装置である海馬の委縮(脳細胞数の減少)が明確になってきました。

「こころ」という、言わば機能の治療だけでは治癒は望めず、
うつ病は脳の病気、脳細胞の病気、脳神経ネットワークの病気と位置づけるべきです。

fMRIの研究から、
「快」の予測には左前頭前野が
「不快」の予測には右前頭前野が
関与しており、うつ病患者では左前頭前野(快の予測)機能の低下により
不快予測機能が相対的に優位となり、結果として悲観的思考が引き起こされることが
明らかになってきています。

当院で行っている磁気刺激治療rTMSは、上記の観測事実を踏まえ
左前頭前野を活性化、あるいは右前頭前野を抑制することで
左右のバランスを取り、うつ状態を改善していきます。
効果は薬物療法に比べ、圧倒的に早く確実です。

rTMSの適応はどんどん広がっており、強迫性障害、慢性疼痛(脳卒中後疼痛、線維筋痛症)、
パーキンソン病、リハビリテーションに及んでいます。

最近では、認知機能向上にむけての研究が盛んになっています。

投稿者: つのおクリニック

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