つのおブログ

2016.06.20更新

女性月経についての3大処方に、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸があることはよく知られています。
月経前症候群premenstrual syndrome PMS、月経前不快気分障害premenstrual dysphoric disorder PMDDに使用されます。
それぞれの使い分けについて述べてみます。

当帰芍薬散
血虚、脾虚、湿盛の病態です。
皮膚につやがなく、頭痛、月経痛痛:血虚
食欲不振、疲れやすい、むくみ、冷え:脾虚、湿盛
とくに、月経前の冷え性、めまい、動悸、神経質
色白のぽっちゃりタイプです

桂枝茯苓丸
下焦の於血
下腹部の痛み、圧痛抵抗、月経不順に
下肢の冷え、静脈うっ滞、のぼせ、頭痛、肩こり
有名な症状が、冷えのぼせ です。

加味逍遥散
肝気鬱結、血虚、脾虚
憂うつ感、イライラ、おこっりぽい、頭痛、脇ばらの痛み:肝気鬱結
頭がふらつく、ボーとする、四肢のしびれ、肌荒れ:血虚
月経前の情緒不安定、抑うつ、動悸

もうひとつ、桃核承気湯
これも下焦の於血です。さらに太陽病畜血症が重なった病態です。
下腹部が固く張っていたむ、圧痛、便秘
ヒステリー、神経衰弱
月経前の、便秘とイライラをしめす実証タイプに有効です。

投稿者: つのおクリニック

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